風とビスコッティ

第3回ゴールデンエレファント賞受賞「クイックドロウ」作者です。ある日ブログのタイトルを思いついたので、始めることにしました。できれば世の役に立つ内容を書き記していきたいと思っています。

いきなり!ステーキと、切り損ねた肉と。

立ち食いスタイルでステーキを安く提供し話題になった『いきなりステーキ』に行ってみた。

 
東京を中心に急速に店舗数を増やしているステーキチェーン店だ。
立ち食いで食べさせるのと、肉をグラム単位で計り売りするのが特長である。
例えばリブロースだと1グラムが5.5円。300グラムのボリュームでも1650円で食べられることになる。
肉質は箸で切れるほど柔らかい霜降りってことはないが、十分に柔らかく、筋もそこまで気にならないレベル。この値段であれば納得のクオリティだ。
 
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一つ気になったのは、肉の量り売りシステムだ。
調理場の近くのカウンターで係の人に申し出ると、その場で巨大な肉の塊をズバッと切り落とし、好きな分量を取り分けてくれる。だけど、僕が行った時は係の人が不慣れだったのか、僕の指定した300gに不足して、肉を何度も何度も切りなおしていた。
オーダーは最低300gからなので、あの肉たちは売ることができない。どうするんだろうか。まかない?廃棄?まさか・・・・・・。
 
このお店の今後の課題は明らかに肉のカットについてだろう。
まぁとにかく、肉を“いきなり”切るのは止めた方がいい、という話だ。