立ち食い蕎麦と『スカイ•クロラ』
家系ラーメンと総合格闘技とフィリップ・コトラーと
ジムで汗を流し帰ろうとする私を、代表が呼び止める。近所の家系ラーメン屋が始めた50円のチャーシューご飯が美味いのだと。
しかし、ジムで運動した後に家系ラーメンを食べることは、プラスマイナスでプラスになってしまう。だから私は練習後の家系を封印したのだと告げる。
だが代表は言った。
『あの店のチャーシューご飯は炊き込みご飯のようになっていてあっさりしているのです』
『逆に考えるんです。家系ラーメンではなく、チャーシューご飯を食べに行くのだと』
『あの店には半ラーメンというものもあります。半ラーメンの半分は優しさでできている』
私は納得し、半ラーメンとチャーシューご飯を注文することにした。
店員さんにチャーシューご飯の大きさを問われたので、大きい方でと答えておいた。
数分後、全ラーメンにしか見えない半ラーメンと、がっつりチャーシューが盛り込まれた丼飯が届いた。
ウチの代表はこうして会員をデブらせて、退会できないように仕向けているのだろう。
コトラーは“マーケティングとは、利益を生み出す顧客を引き付けて離さないようにする技術”と断じた。これぞまさに家系マーケティングと呼ぶべき恐ろしき手腕だ。
ラーメンそのものは、美味しかったブヒ。
ビスコッティとビル・コンティ
字面が似てるせいで、ビスコッティの話をすると作曲家ビル・コンティを思い出します。
ビスコッティ(英語:biscotti)
イタリアを代表する焼き菓子。語源は「二度焼いた」という意味で、英語のビスケットと共通する。コーヒーに浸さず齧ると、弱った歯が欠ける恐れのあるハードな焼き菓子。
ビル・コンティ(英語:Bill Conti)
アメリカを代表する作曲家。「ロッキー」や「ロッキー2」、あるいは「ロッキー3」などの劇中曲で有名になった。当時は日本全国の中学生が、生卵を一気飲みする時のBGMとして彼の曲をかけた。
(※wikipediaによると「ロッキー5」「ロッキー・ザ・ファイナル」にも楽曲提供してるみたいですが、4だけ何故か参加してないの??)
ビル・コンティについては「ロッキー」の曲の人、としてしか知らなかったけど、調べてみると「ベストキッド」「ロックアップ」「グロリア」「マスターズ/時空の覇者」など、色々な映画に曲を提供しているそうですが・・・・・・何か、いずれも木曜ロードショーでお目にかかったようになラインナップですな。
後、「パラダイスアレイ」や「勝利への脱出」、「ザ・ボディガード」(スタローン主演の方)など、S・スタローンの出演作への楽曲提供が多いですね。
ご家族の方・・・・・・か舎弟なんでしようか。