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風とビスコッティ

第3回ゴールデンエレファント賞受賞「クイックドロウ」作者です。ある日ブログのタイトルを思いついたので、始めることにしました。できれば世の役に立つ内容を書き記していきたいと思っています。

映画『エクスペンダブルズ3』と売り切れたパンフレット

公開から遅れること二日。今年最も重要な映画『エクスペンダブルズ3』を観に行った。 

前回のエントリーでこの映画の重要性については散々説いた。

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映画『エクスペンダブルズ3』とチャック・ノリス - 風とビスコッティ

 

後は劇場にて無心で楽しむだけだ。

 

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オールスター!かつみんな笑顔満載のパンフレットの見開き。何かもう映画とか関係なく、ノリノリ感が伝わってくる。OBがハリキリ過ぎる学園祭のノリである。

 

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資金アコムで調達してきたぜ……」バーニー・ロスの等身大人形。

 

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スクリーンに向かう途中ですでにワクワクしてくる。

 

 

想像以上に完成度の高いオールスター映画。

映画の出来としては、予想以上だった。前作に加えて新たにハリソン・フォードメル・ギブソンアントニオ・バンデラスウェズリー・スナイプスという、考古学に詳しいキリストが夜明けまで吸血鬼と戦う映画が撮れそうな豪華ゲストが参戦。これだけのゲストに見せ場を作る必要があるとなれば、映画としては破綻しそうなものだが、きっちりと物語をまとめあげている。

ストーリーの中心は、バーニー・ロスの過去との決別。古兵は、かつての仲間を相手取り、新たなメンバーを迎え入れて戦いに赴く。

 

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スタローンが見せた、後進への想い。

映画の序盤でエクスペンダブルズのメンバーは傷つき、チームは崩壊する。ロートルとして限界を感じたバーニー・ロスは世界中から若いメンバーを集めて新エクスペンダブルズを結成する。

まぁ当然ながら観客は、この新エクスペンダブルズでは歯が立たずに、ジェイソン・ステイサム以下の旧メンバーが助けに来る展開を予想するのだが、実際にはちよっと違う。

躍進する若手、そこに立ち向かうおっさんの悲哀、というのは『ロッキー5』以来、スタローンが何度も描いてきたカタルシスだ(ドリブンやロッキー・ファイナルも然り)。だけど今回は違う。若手がしっかりと活躍する。80年代のスターさんを観に来たこっちからすれば「誰?こいつ?」な四人の若者なわけだが、ちゃんと見せ場がある。ヤングもおっさんも、きっちり活躍するのだ!(パンフに書いてある説明文によればV6的に言えばトニセンとカミセンのドッキング!)

この一点で、スタローンが『エクスペンダブルズ』をどう捉えているか分かるような気がする。かつてはおっさんたちの回顧的オールスター企画だったこのシリーズは、確実にアクション映画の復興に一役買っている。後進に道を示し、またアクション黄金時代が来ることを願っているように思えるのだ。

 

後はこの列車に、誰が乗るか。関心はそれだけだ。

ギャラの問題でブルース・ウィリスが降板したそうだが、それ以外のメンバーは破格の金額でこの仕事を請けているらしい。そらそうだ、アクション映画復興のための『エクスペンダブルズ』で消耗品となるのは業界の義務のようになりつつある。

後は、誰がこの列車に乗ってくるかだ。

ジャッキー・チェンはスタローンとの二大主演じゃなきゃ嫌だみたいなダダをこねたらしいし、イーストウッドはまだ一作もシリーズを観てないと言い張る。

まぁ、いいだろう。みんなそれぞれ事情があるんだろうし。

だけど、今年もスタローンはステロイドで心臓が止まりかけながら、エクスペンダブルズ亭を開店している。みんないつまでも生きてるわけにはいかない。さっさとこの列車に乗れ!時計台から落下しながら「俺、何発撃ったっけ?」って言え!コックの振りして戦いに巻き込まれて、街中でドリフトしながら、壁を蹴って三角飛びしながらマシンガンを撃ちまくれ!

個人的にはショー・コスギに復活を果たして欲しい。期待しまくって観た映画『兜』は死ぬほどつまらなかった。リベンジを果たすなら、最後の機会だ。

 

売り切れたパンフレット。今から4が楽しみで仕方ない。

ネットやTwitterで多くの人がパンフレットの写真をアップしていた。しかし二日遅れて劇場に駆けつけた私が購入できたパンフレットとは表紙のデザインが異なっていた。

限定版があったのだ。

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たった二日で売り切れた限定版のパンフレット。観客たちの熱量が伝わってくるではないか。消耗品上等。今から4が楽しみで仕方が無い。