ラスベガスダウンタウンのエンターテイナーたちと、ピザロック
今現在、ラスベガスの観光の最先端と言えばストリップ大通りだ。莫大な資金を投じ、自由の女神にピラミッド、エッフェル塔からベネチアまで、世界中の見所を人工的に再現し、ありとあらゆるエンターテインメントを誘致しているユートピア。この世界最大規模の東武ワールドスクエアみたいな人工都市で、世界中から訪れた観光客はギャンブルやショッピング、ショーやライブを楽しむ。
だが、かつてラスベガスの中心部はダウンタウンだった。今でもダウンタウンでは、夜になるとアーケードがギラギラと輝き、ストリップのスカした雰囲気が苦手な老人たちが詰め掛けている。
ダウンタウンの雰囲気は独特だ。ストリップのように洗練された雰囲気はなく、アーケードに立ち並ぶ店々は場末の温泉街のような土産物を売り、たむろする大道芸人たちのクオリティは大学の学園祭レベルだ。
ディ○ニーに見つかったら射殺されそうな気ぐるみたちや・・・…
ネタがバレバレな手品師。
頭上を越えていくジップライン。
独特の活気、大音響で鳴り響くカントリーミュージック。もしもあなたがディズニーリゾートよりも花やしきの方が気持ちが安らぐというのなら、ラスベガスではダウンタウンを訪れるべきだ。
まぁ僕はストリップのほうが楽しいけどね。ダウンタウンは美味いピザを食うために訪れた。
アメリカはやっぱりピザが美味い。お近くにお立ち寄りの際は、ぜひ。